Profile


HISTORY OF ZABADAK

1986年 吉良知彦を中心に上野洋子、松田克志の3人組で、東芝EMIより「ZABADAK-I」でデビュー。都内ライブハウスでライヴ活動を行う傍ら、CM・映画・ビデオの音楽等も手掛ける。
1987年 「銀の三角」(ミニアルバム)「Welcome to Zabadak」(フルアルバム)をリリース。松田脱退。
1988年 渋谷Egg-manを始め、精力的にライヴ活動を行う。
1989年 アルファムーン(現イーストウエストジャパン)移籍。アイルランドでのトラックダウンにより、ザバダックにとってエポックメーキングな作品となった4thアルバム「飛行夢」リリース。CMも数多く手掛け、2人併せるとこの1年で60本を越える。
1990年 「遠い音楽」リリース。5大都市ツアーを行う。吉良の書く叙情的で美しいメロディ、緻密なサウンド構築、そして上野の透明感溢れる歌声は多くの人を惹きつけ、一般にも徐々に広く浸透していった。
1991年 初のライブアルバム「live」CD,LD,ビデオ同時発売。(渋谷シアターコクーンにて収録。)「私は羊」リリース。発売記念ツアーはホールクラスでのコンサートをい、動員数も伸び続ける。
1992年 オフィシャルファンクラブ発足。コンサート会場で自主制作アルバム「十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。」発売。観客数1,200人に対し、1,000枚という恐るべき数字を記録。
1993年 通算8枚目にあたるアルバム「桜」をリリース。ツアー東京公演は中野サンプラザで行い、チケットは完売。ベストアルバム「decade」をリリース。日比谷野外音楽堂にて「のれん分け」コンサート。観客は3,000人を越えた。このステージを最後に上野洋子脱退。8年余りのコンビを解消。それぞれの新たな道を踏み出すことになった。
1994年 吉良知彦のソロユニットとなった新生ザバダックの「音」をリリース。(biosphere recordsより)インディーズにも関わらずリリース直後から大きな反響を呼び、新しいファン層の拡大につながった。
1995年 いままで親交のあったミュージシャン達を集め、初のプロデュース作品「Songs」を発表、その多才ぶりを発揮する。宮沢賢治の童話の世界を"音"で表現した、トータル・コンセプチュアル・アルバム「賢治の幻燈」 を手掛ける。
1996年 ポリスターに移籍。デビューから10年目、通算10枚目にあたる「SOMETHING IN THE AIR」(9月11日)、続けて「光降る朝」(10月14日)をリリース。東名阪CLUB QUATTROにて「ZABADAK IN THE AIR TOUR」を行う。また、演劇集団キャラメルボックスの音楽を担当し、好評を博した。12月、赤坂BLITZにてクリスマスコンサート。
1997年 8月25日にミニアルバム「Trio」、9月18日にフルアルバム「LIFE」が発売される。アルバム発売を先行して、6月1日にON AIR EASTにて行なわれた「ZABADAK ACOUSTIC GIG」は好評のうちに終了した。
1998年 6月31日、好例の「ZABADAK ACOUSTIC GIG」。演劇集団キャラメルボックス「ケンジ先生」の音楽をプロデュース、ネビュラ・プロジェクトよりサントラ盤が発売される。9月2日、ボーカルに高井萌をフィーチャーしたアルバム「はちみつ白書」が発売される。10月9日東京赤坂ブリッツをはじめ、全国4ヶ所のツアー。
1999年 6月7日吉祥寺スター・パインズ・カフェ、6月8日なかのZERO大ホールにて、「ZABADAK ACOUSTIC GIG '99」。新旧の顔ぶれによる新たなバンド編成により、再スタートを切る。7月より、ライブと同じメンバーによるレコーディングを開始する。
2000年 1月ポリスターを離れ、再びバイオスフィア・レコードより、「IKON」発売。2月12日、なかのZERO大ホールにて、アルバム発売記念ライブを行う。6月17日、同ホールにて、ライヴを行う。7月パフォーマンスユニットLe Compagnie "A-n"(ラ・カンパニー・アン)のフランス、アヴィニョン公演作品の音楽を担当、それに伴い、7月13,15日、"A-n"とともに、アヴィニョン・BIG BANG THEATREでのライヴを行う。10月、ZABADAKの名曲達を斎藤ネコ・カルテットがアレンジした「SAITO NEKO Quartet Plays ZABADAK with KIRA TOMOHIKO」発売。11月、約5年振りのLIVE VIDEO「Zabadak 10566」発売。12月、Le Compagnie "A-n"の劇中にも使用されている楽曲を含むシングル夏至南風~カーチバイ~を発表。
2001年 1月より新事務所Penelopeを立ち上げ、移籍。3月29日東京・お台場Zepp Tokyoにて「ZABADAK CONCERT 2001」を行う。同時に、再発を希望する声が高かった、'84に録音された吉良知彦の名盤「AFTER THE MATTER」を自社レーベ(GARGOYLE RECORDS)より発売。5月演劇集団キャラメルボックスの公演「風を継ぐ者」の再演に伴い、ネビュラ・プロジェクトより、サントラ盤が発売され、TOWER RECORDS 渋谷店、HMV新宿SOUTH店にて、サントラ盤としては異例のインディーズチャート1位を記録する。 7月再び、フランス・アヴィニヨンでの芸術祭に参加。11月1日、約2年ぶりのNEW ALBUM「COLORS」発売。好セールスを記録した。それに伴い東名阪ツアーも行った。同月24日再び演劇集団キャラメルボックスの「ブリザード・ミュージック」劇伴として、ほぼ全曲書き下ろし、ザバダックのフルアルバムとも言える作品となる。
2002年 3月2001年サンダンス映画祭や2002年ゆうばり国際映画祭などに公式出品された剣太郎セガール、ぜんじろう主演の話題の映画「ピーピー兄弟」(東京・渋谷シネアミューズ、他にて公開)の音楽をプロデュースし、アルバムを発売する。8月パリにて遠征ライヴを行い、好評を博す。NHKおかあさんといっしょ9月のうた「にじ・そら・ほし・せかい」いないいないばぁ「 あんよあんよマーチ」を作曲しファンの幅が更に広がる。11月7日ニューアルバム「SIGNAL」発売。演劇集団キャラメルボックスクリスマスツアー「裏切り御免」にニューアルバム「SIGNAL」より、テーマ曲も含め、ほぼ全曲使用される。
2003年 1月なかのZERO大ホールにて「"SIGNAL" LIVE 2003」が行われ、好評のうちに終了した。フランスでのライヴ映像と新曲「Still I'm fine」のビデオクリップを収録したビデオ「Still I'm fine」がリリース。11月再びキャラメルボックスクリスマス公演「彗星はいつも一人」とのコラボレーションアルバム「Wonderful Life」をリリース。DVD BOXがバイオスフィアレコードより限定500セット限定販売され、予約2日で完売となる。
2004年 ZABADAK活動20周年を迎える。1月22日New Album「 Wonderful Life」が発売、3月5日川崎CLUB CITTA'で発売記念ライヴを行う。8月、DVD&CD「SIGNAL LIVE & Wondeful Live」が発売される。劇団ひまわりミュージカル「空色勾玉」(8月~シアター代官山 原作:荻原規子 徳間書店)の音楽を担当、サウンドトラック化を望む声が高まり、オリジナルアルバムとして「空ノ色」(11月11日)をリリース。サウンドトラックの枠を越えた作品との評価を得る。11月川崎CLUB CITTA'で20周年記念ライヴのファイナルを迎える。12月今までに発表したクリスマスソングに加え、新曲2 曲を書き下ろした、初のクリスマスアルバムをリリース。
2005年 1月、Le Compagnie "A-n"「祈りのあとに」音楽提供と出演、大好評のうちに終了。5月クラブチッタにてライヴ。演劇集団キャラメルボックスの公演「僕のポケットは星でいっぱい」のテーマ曲の他数曲手掛ける。8月再び劇団ひまわり公演「秘密の花園」( 8月~シアター代官山)の音楽を担当。同名のサウンドトラックも同時リリース。11月岸祐二(ミュージカル「Les Miserables」アンジョルラス役)ミニアルバム「風ガ吹クトキ」をプロデュース。11月再びクラブチッタにてライヴ。
2006年 2月、演劇集団キャラメルボックス「賢治島探険記」にゲストとして出演。3月18日、今年で2回目となるプラネタリウムライヴは昼・夜公演共にSOLD OUTとなる。5月川崎クラブチッタにてライヴ。7月結成20周年を記念した二枚組トリビュート・アルバム「20th」ポリスターよりリリース。
2007年 2月フランス、パリ発見の宮殿と名古屋市科学館の文化交流の一環として、 パリ発見の宮殿プラネタリウムにおいてライヴを行い、2月8日はセーヌに漂う船上ライヴハウスKiosque Flottantにてライヴを行い、どちらも好評のうちに終了した。3月14日ニューアルバム「回転劇場」発売。演劇集団キャラメルボックス「まつさをな」にニューアルバム「回転劇場」より、テーマ曲として、「雲の言葉」が使用される。「まつさをな」サウンドトラックに5曲書き下ろす。7月から8月にかけて、東京から東北、北海道ツアーを行った。9月アコースティックアルバム「宇宙のラジヲ」リリース。12月渋谷オーウエストにてフルメンバーにてライヴを行う。12月郡山市ふれあい科学館プラネタリウムにて、クリスマスコンサートを行う、昼夜2公演共完売、好評のうちに終了。
2008年 1月よりオープニングテーマ曲を手掛けたアニメ「狼と香辛料」の放送がスタート。4月より初のソロツアー「ギターと鈴と譜面台と私」北海道、東北、東名阪と行い大好評のうちに終了。7月、'07フランス、パリでのKiosque Flottantでのライブの模様と、特典映像を納めた2枚組DVD「ZABADAK a Paris」をリリース。再びNHK教育テレビいないいない ばぁっ!へ楽曲提供、同じくNHK教育テレビわたしのきもち「キモッチ絵かき歌」(声:安部サダヲ 11月~放送予定)楽曲提供。
2009年 2月NEW ALBUM「平行世界」リリース、東京、大阪とフルメンバーでのレコ発ツアーを行い好評のうちに終了した。1月ポリスターからの既発アルバムがSHM-CD(Super High Material CD)となって発売。7月~演劇集団キャラメルボックス夏公演「風を継ぐもの」再演(全曲提供)併せて7月に今まで提供した楽曲の中から収録したベスト盤CARAMELBOX SOUNDBOOK【GREEN】8月『風を継ぐ者』サウンドトラック『駆け抜ける風のように - Original Soundtrack 』for『 風を継ぐ者』2009 -発売、7月大阪8月近江八幡、郡上八幡、東京、9月に再び東京と精力的にライフを行う。12月座・高円寺 秋の劇場11 日本劇作家協会プログラム ラ・カンパニー・アン「月いづる邦-mother moon-」出演と楽曲提供。
2010年 1月SHIBUYA-AXにて行われるNEW YEAR CARAROCK FES.2010に参加。ワンマンでは東京・キネマ倶楽部にてフルメンバーでのライヴを行い、6月このライヴの模様をDVDとして発売。7月より関西、関東、東北にてライヴツアーを行う。8月郡上八幡・照明寺でのライヴを行う。9月より東京、新潟、北海道と、ライヴツアー。12月29日初めての沖縄でのライヴをガンガラーの谷という鍾乳洞の入り口にあるカフェにて行う。
2011年 意欲的にライヴが予定される中、3月14日NEW ALBUM「ひと」をリリース。本作品よりZABADAKのほとんどの作品の作詩を手がけ、ヴォーカリストとしてアルバム・ライヴに参加、プライベートでも吉良のパートナーである小峰公子が正式にメンバーに加わった。サウンドはもとより、コンセプチュアルワークにも意欲的に関わることで、ZABADAKの世界観はより 一層スケールアップした。神戸チキンジョージと東京・渋谷PLEASURE PLEASUREにてレコ発ライヴを行う。東北大震災の影響により一時は開催中止も検討された渋谷でのレコ発ライヴは、最終的にはSOLD OUTとなり大好評のうちに終了。7月演劇集団キャラメルボックスの新作公演「降りそそぐ百万粒の雨さえも」書き下ろし楽曲を含む全楽曲を担当同名のサウンドトラックCDも発売。9月7日にワーナーミュージック社とポリスター社合同のベストアルバム「GOLDEN BEST」と「CLORS」から「平行世界」までのペネロープベストアルバム「Platinum」を同時にリリース。9月egg-man east 12月チキンジョージにて3月にリリースしたアルバム「ひと」の実に3時間以上に及ぶ<レコーディングドキュメンタリー>『Zabadak, Recording Video Reel:HITO』上映。12月神戸チキンジョージにてZABADAK「師走の大夜会」と銘打ったZABADAK祭りとも言えるイベントが開催され、くじら、原マスミといったミュージシャンが参加、大好評のうちに終了した。
2012年 5月26日27日と東京キネマクラブにて25周年記念ライヴのファイナルとして両日全く異なるコンセプトで行われたロケンナイト、プログレナイト。中でもプログレナイトはプログレッシブロックを全面に打ち出したインストナンバーを中心としたコンサートだったが、早い段階からSOLD OUTになるなど、根強い人気を表す結果となった。12月プログレナイト、ロケンナイトの様子をリハーサル、楽屋の風景なども交えたDVDをリリース。11月渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにてコンサートを行い大好評のうち終了。12月12日alfa moon時代の作品を網羅したボックスセット「MOON YEARS」が最新リマスタリングにて発売。
2013年 2012年10月7日に行われた「第16回ZABADAKLIVE~私の罪は三千年~ in 郡上八幡 照明寺」のコンサートの模様を、既発の「ZABADAK in PARIS」「KOMINE KOKO LIVE」を手がけたパリ在住の映像作家KTRが、再び撮影から編集、デザインまで製作したDVD「私の罪は三千年」が発売。NHKみんなのうたの4月5月の新曲として「いのちの記憶」を書き下ろし、4月8日にミニアルバム「いのちの記憶」DVD付限定盤(HARV-0016A)と通常盤の(HARV-0016B)を同時発売。6月15日新宿FACEにて、昨年大好評だったプログレナイトを再び開催予定。