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12月18日 吉祥寺 ROCK JOINT GB 「Play your days 〜 The music of KIRA and his favorites」のお知らせ


Play your days
  The music of KIRA and his favorites
  〜zabadak・吉良知彦が創りだした音楽と、彼が愛した音楽の世界〜

出演:小峰公子(vo,acc),鬼怒無月(g,vo),向島ゆりこ(vl,vo),吉田誠(b),楠均(ds,vo)

公演日:2016年12月18日(日)
会場:吉祥寺 ROCK JOINT GB
時間:OPEN 11:45 / START 12:15
チケット:前売4,200円/当日4,500円、(ドリンク代600円別途要)
※チケットSOLD OUT。ありがとうございます。(11月19日追記)

【チケット予約】
(予約開始時刻について:11月5日追記)
予約開始はそれぞれ下記の時間から開始となります。それ以前の予約はお受けできませんので、ご注意ください。

・メールフォームでのご予約(詳細は下記ページをご覧ください)
予約開始:11月6日(日) 0時より (5日の24:00〜)
 http://info85594.wixsite.com/rjgb/reserve
 
・RJGB店頭販売:16:00から〜22:00頃まで
販売開始:11月6日(日) 16時より

【お問い合わせ】
RJGB(ROCK JOINT GB)
http://info85594.wixsite.com/rjgb
東京都武蔵野市吉祥寺 本町2-13-14 B1
TEL:0422-23-3091

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セットリスト [ ]は楽曲収録アルバム

1. Gargoyle(vo.小峰公子) [zabadak / signal]
2. 樹海(vo.鬼怒無月 / 小峰公子) [zabadak / 平行世界]
3. Play your days(vo.鬼怒無月) [zabadak / signal]
4. L'Elefante Bianco / AREA (白い象 / アレア ) (vo.小峰公子)
5. To France / Mike Oldfield (トゥ・フランス / マイク・オールドフィールド) (vo.小峰公子)
6. The Belly Dancer / Gordon Duncan (ベリーダンサー / ゴードンダンカン)
7. Wuthering Heights / Kate Bush (嵐が丘 / ケイト・ブッシュ)(vo.小峰公子)

(休憩)

8. Birthday(vo.小峰公子) [zabadak / ひと]
9. グスコーブドリの伝記 [zabadak / 光降る朝]
10. I Am the Walrus / The Beatles (アイ・アム・ザ・ウォルラス / ビートルズ) (vo.楠均)
11. 風の巨人(with 風部) [zabadak / iKON]
12. POLAND(with 風部) [zabadak / zabadak-1]
13. 人形たちの永い午睡(vo.鬼怒無月) [zabadak / 飛行夢]
14. 相馬二遍返し(vo.小峰公子) [zabadak / ここが奈落なら、きみは天使]

encore
Wish You Were Here / Pink Floyd (あなたがここにいてほしい / ピンク・フロイド) (vo.鬼怒無月)
Easy going(vo.小峰公子) [zabadak / ウェルカム・トゥ・ザバダック]

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【セットリスト解説】 ※下記は当日配布されたプログラムのテキストを転載しました

1. Gargoyle
zabadak「signal」収録。ガーゴイルというのは、中世の教会建築などにみられる、雨樋の機能もある怪物をかたどった彫刻。怪物の口から雨水がだあだあと出ます。私が大好きでパリに行くとガーゴイルの写真ばかり撮っていて、ついにはレーベルの名前にしました。zabadakのライヴでは一時期オープニングによく演奏されていた曲です。(小峰)

2. 樹海
zabadak「平行世界」収録。この曲のエレキのギターソロをレコーディングするにあたり「これを弾くのは鬼怒無月さんしかいないだろう」と、初めて鬼怒さんにレコーディングに参加していただきました。オーケーテイクに私が納得せず、再度来て弾いていただいたことから今に続く鬼怒さんとの縁がはじまっています。なぜ吉良君がオーケーを出したかというと「だってギタリスト同士だからディレクションできなくて」って言ってたの、よく憶えております。(小峰)

3. Play your days
zabadak「signal」収録のロック・チューン。エレキをイキイキと暑苦しいばかりに弾きまくる吉良くんは本当に嬉しそうでした。短いけれど、この曲の間奏のコーラスラインに吉良くんらしさがガッツリ出ていると思います。(小峰)

4. 白い象
イタリア最強のジャズロックバンドにして、後の世界中のややこしい音楽好きミュージシャンに多大な影響を与えたAREAの作品。2016年9月21日に放送されたNHK-FMの特殊ラジオプログラム「今日は一日“プログレ”三昧 The 4th」で鬼怒無月、吉良知彦、小峰公子、吉田誠、楠均からなる「キドキラプラス」というユニットで演奏した。吉良さんがアコーディオン奏者の藤野由佳さんとのユニット「ユカキラ」でこの曲を演奏してたことからキドキラプラスでも演奏する事に(鬼怒)

5. To France
やはり“プログレ”三昧 で演奏した吉良さんがこよなく愛するイギリスのマルチミュージシャン、マイク・オールドフィールドの84年作品。実は”プログレ”三昧では彼の代表作チューブラーベルズパート1も演奏した。鬼怒がそれまであまり好きでなかったマイク・オールドフィールドの曲を演奏するようになったのは、自分のソロアルバムのツアーのサポートギターを吉良さんにお願いするときに「ただやってもらうのではさすがに悪いな 、」と思い吉良さんが以前からやりたがっていたギターデュオ版のチューブラーベルズを演奏する事を条件にお願いしたのがきっかけ。(鬼怒)

6. Belly Dancer
イギリスのバグパイプ奏者ゴードン・ダンカンの作品。僕らが演奏しているバージョンは「セッションA9」というスコットランドのバンドが非常にトリッキーなリズムアレンジを施したもの。この曲を吉良さんに教えたのはやはり藤野由佳さん。吉良さんは最初全くこの曲の構造がわからなかったので自分で藤野さんからもらった譜面を打ち込んで曲の構造を理解したらしい。吉良さんはこの曲のリズムギターを弾く事に誇りに思っていたのだろうな。(鬼怒)

7. 嵐が丘
Kate Bush「The kick inside」収録。吉良くんと初めていろいろと話したときに、お互いにKateが大好きだ、ということで大盛り上がりしました。Kateのデビューアルバムの代表曲です。(小峰)

8. Birthday 
zabadak「ひと」収録。最初は吉良くんのヴォーカル曲として作っていたのですが、デモを聴いていろんなイメージが湧いてきて「うたわせろや」ということで私が歌うことに。(小峰)

9. グスコーブドリの伝記
zabadak「賢治の幻燈」「光降る朝」収録。宮沢賢治のイメージアルバムでレコーディングされましたが「パパラギ」というタイトルで雑誌の付録のソノシートにも収録されています。(小峰)

10. I am the Walrus
ビートルズ作品中最もミュージシャンに好まれる作品(らしい)2015年12月24日に行ったキドキラプラスのライブで初めて演奏。2016年のzabadak/キドキラプラスの関西ツアーでも演奏。吉良さんをびっくりさせてやりたいと思って頑張ってジョージ・マーティンのアレンジをこの編成でもできるように頑張って採譜したのを思い出した(鬼怒)

11. 風の巨人
zabadak「iKON」収録。テーマ部分はキャノンのTVCMのために書いた曲でした。よく、この曲みたいなイメージで、という発注が来たくらい、クリエイターにも人気の曲です。(小峰)

12. POLAND
zabadak「zabadak-1」他収録。デビュー曲にしてセゾンカードのCMとしてばんばんオンエアされた曲。日本でバンドにリコーダーを持ち込んだのは多分吉良君が初めてではないかと思います。キャラメルボックスの『風を継ぐ者』では殺陣のシーンに使用されたのも新鮮でした。(小峰)

13. 人形たちの永い午睡
zabadak「飛行夢」収録。この頃、ブラザーズ・クエイの映画にハマって、そのイメージで書いた詩です。ライヴでは吉良くんはこのソロでエレキを弾きまくってしばしば「長すぎる」と言われてました。(小峰)

14. 相馬二遍返し
高円寺の名店「円盤」で、柳屋小春さんとご一緒したときに「福島の民謡をやりませんか」と小春さんがこの曲を紹介してくださいました。ピアニストの中村力哉さんという方がコードをつけた動画がYouTubeにあがっていて、吉良君はこのコードをたいそう気に入り、更にツェッペリン的リズムアレンジを加えたりしているうちにzabadakっぽくなってきました。地元のおじさんなどが歌ってるいくつかの音源を研究してこのメロディを拾い出す作業は大変でしたがとても楽しく、吉良くんのギターで初めて二人だけで人前で歌ったのが私の地元、郡山だったのも思い出深いです。(小峰)

encore
15. Wish you were here
ピンクフロイドの名作バラード、アルバム「炎」収録。2015年12月24日に行ったキドキラプラスのライブで初めて演奏した。zabadakのライブのサウンドチェックの時に吉良さんがこの曲を練習していた姿が忘れられない。(鬼怒)

16. Easy going
zabadak 「WELCOME TO ZABADAK」ほか収録。いつしかこれがzabadakの終盤かアンコールの定番になりました。英語曲で盛り上がれるバンドも少ないよねえ、とよく話していました。吉良くんのアイロニカルな視線の歌詞は古びないですね。(小峰)




記入日:2016年11月2日(11月5日・11月17日・11月19日追記・12月21日セットリスト追記)